ハーレーのハンドルバーにカスタムを施すのであればサイズには注意しなければなりません。バーに限らずグリップやスイッチボックスなど、ハンドル回りを構成している部品も同様です。
ハーレーダビッドソンはアメリカのオートバイブランドであり、アメリカと日本とでは長さの単位が異なります。日本ではミリメートルやセンチメートルが一般的で、オートバイはもちろんのこと私たちの周りのものはほとんどがその単位で製造されています。ですが、アメリカの基本単位はインチです。1インチはミリメートルに換算すると25.4ミリメートルです。
ハーレーダビッドソンのハンドルバーにカスタムを施したり、バーを交換するのであればこのサイズに注意しておかなければなりません。日本のオートバイのハンドルの太さはほとんどの車種が22.2ミリメートルで製造されているため、そのサイズのパーツを購入してしまうとハーレーダビッドソンには取り付けできない、というトラブルが発生してしまうからです。バーだけではなく、ハンドル回りを構成しているカスタムパーツを交換する際は全てこのサイズに気を付けておかなければなりません。
特に汎用のグリップは要注意です。グリップの内径とバーの太さが違うため、加工すれば取り付けできる、というものではないからです。そうなってしまわないためにも、パーツを購入する際はそのパーツが自分の車種に適合しているかをしっかりと確認しておかなければなりません。
ハーレーのカスタムを行っている方も多く、その殆どの方が目立つパーツを交換していることが一般的です。マフラーやタンク、シートやハンドル、ホイールやタイヤなど種類は多岐にわたっていますが、魅力的なパーツ類が多いので、個人別に感性によって気に入ったものを自由に選ぶことができます。実際にシックなイメージや派手なイメージ、ゴージャスなイメージなど自在に変えることができるので、ハーレーの場合では購入後にも十分に楽しむことができるバイクとして魅力があります。
カスタムの中には細かい部品にまで配慮する方法もあり、工夫次第ではお洒落で実用性のあるスタイルに仕上げることもできます。その中にはネジに注目する方法があります。各パーツを固定しているネジが一般的なスチール製の場合では、後に腐食を起こしてしまうことが目立つので、ステンレス製やクローム製などに交換することもできます。特にナンバープレートをボルトで固定しているので、このボルトに関してはハーレーの場合では専用のパーツとして社外品が販売されているので、お洒落さを持ちながら錆びないという実用性を兼ね備えた状態に仕上げることが可能です。
ボルトなどの場合では普段は目立つことが少ないパーツになりますが、あらゆるカラーリングに塗装されているタイプなどもあるので、場所によって使い分ける方法で、見事なカスタムを行うことができます。非常に小さなパーツながら存在感を出すことも可能なので、おすすめの交換パーツとして推奨できます。